月 : その人の感情を表わす月の性質は、人間関係において
とても大切です。サインとハウスの位置、他の天体とのアスペクトを
チェックしましょう。たとえ外交的な月 (男性サイン) であっても、12ハウス
にある場合は、シャイな人になります。また、土星とアスペクトを作って
いても、感情表現はセーブされます。
水星 : コミュニケーションを表わす水星は、対人関係では
重要です。これも月と同様にチェックします。水星が逆行している
場合は、内向的で無口になりやすいでしょう。
金星 : 金星は対人関係を表わします。これもサイン、ハウス、
アスペクトをチェックします。金星は恋愛関係においてはとても重要で、
これによって、どのように愛されたいか、どのような性質の恋愛関係
を望んでいるか、を知ることができます。
火星 : 恋愛関係を見る時には火星もチェックする必要が
あるでしょう。これは、どのように愛するか、も表わします。
金星とのアスペクトがある場合は、ソフト・アスペクトであれば、恋愛関係
がスムーズに進みやすく、また、チャンスも多いと考えてよいでしょう。
ハードな場合は、ぶつかることが多くなります。
5ハウス : ハウスのサイン、ハウスに入っている天体
7ハウス : ハウスのサイン、ハウスに入っている天体
8ハウス : ハウスのサイン、ハウスに入っている天体
お互いの太陽 (基本的な性格) と月 (感情)、
ASC (セルフ・イメージ、そうありたい自分) の関係はとても重要です。
これらの相性がハードだと、他の天体の相性が調和的でも、葛藤が起こりがちです。
金星 (愛情) と火星 (セックス) のアスペクトやサインの
相性をチェックします。これは恋愛関係では特に重要なポイントです。
男性にとっては火星が理想の自己像、金星が理想の女性像。
女性にとっては金星が理想の自己像、火星が理想の男性像です。
水星はその人のメンタルな部分を表わすので、ここもチェックします。
他の天体の相性が良くても、コミュニケーションがうまくいかない場合があるからです。
ノードも大きな影響を与えます。自分のノードに相手の天体
がアスペクトを作っていると、その相手にどういうわけか惹きつけられます。
ノードは潜在意識に作用するために、理屈ではなく、「なんとなく」魅力を
感じるのです。この関係性は、良くも悪くも長引くでしょう。
その他のアングル (DSC、MC、IC) に対するアスペクトも大切なポイントです。
バーテックス
もまた、運命的なつながりを暗示します。
ここにパーソナルな天体 (太陽、月、水星、金星、火星) がコンタクトする相手とは、
深い関係になりそうです。
結婚相手、親子などでは、このポイントに相手の天体がコンジャンクション
していることがしばしばあります。
天王星、海王星、冥王星は、それが相手の土星以内の天体やアングル
にアスペクトを作っている場合は考慮しますが、お互いの天皇星同士とか
海王星同士などは無視します。それは世代のものだからです。
もう一つ大切な点は、すべてがソフト・アスペクトである必要はない、ということです。
ハード・アスペクトがいくつかあったほうが、関係は長続きする
ようです。ソフト・アスペクトばかりだと、その楽な関係に甘えて
しまい、お互いが努力をしなくなります。そして何か問題が起こった時、
すぐにギブアップしてしまいます。つまり、関係性に強靭さがないわけです。
オーブはタイトに取りましょう。だいたい3度くらいまでです。
ハーフサム : 二人の天体や感受点をチェックして、
特にこれといった強力なつながりがない場合でも、自分のハーフサムの
軸に相手の天体がコンタクトしている時には、強い引力を感じることがあります。
ハーフサム(Halfsum) :
2つの天体の中間点のこと。ミッド・ポイント (Midpoints) とも呼びます。
1940年ドイツのエバーティン (Reinhold Ebertin) が発表。
惑星や感受点の中間点、そして、その中間点から45度、90度、135度、180度の点も考慮にいれます。
相性を見る場合、自分の太陽/金星に相手の太陽やASCが接触していると、その人を好ましく思うでしょう。
次のような時には関係が始まりやすいようです。
プログレスの太陽やASCが、相手のネイタルやプログレスの金星に
アスペクトをつくる。
プログレスの金星が、相手の月にアスペクトをつくる。
トランジットの天皇星や海王星が、ネイタルの金星にアスペクトをつくる。
プログレスのASC、太陽、金星、火星が、相手のASC、DSC、太陽、
金星、火星、天皇星、海王星にアスペクトをつくる。
コンポジットは、二人でいる時にどのようなエネルギー・フィールドが
作られるか、を見るものです。
その二人が作る雰囲気、共同生活のあり方など、外側から見た場合の
関係性です。つまり二人を一人の人格として考えるわけです。
これは比較的に交際期間が長い場合、一緒に住んだり結婚したり
しているカップルを見る時に使います。誰かと組んで仕事をする、
といった場合もこの方法で見ることができます。
恋愛関係では、普通は太陽を男性、月を女性として見ます。
男女の役割が逆転していない限り (男性が主夫、女性が働いているなど)、この見方でよいでしょう。
あとは通常のチャートと同様に見ていきます。
6ハウス、12ハウスに天体が入っていると、
どちらかがどちらかに一方的に奉仕することになるので良くない、と
言われていますが、これについては確かなデータが足りないような気が
します。あまり気にすることはないでしょう。
コンポジットを各人のネイタルと比較してみることで、その関係が
お互いにとってどんなものなのかが分かります。
たとえば、自分のネイタルの天体にコンポジットの土星がコンジャンク
ションする場合、その関係性は自分にとって責任や義務を思い出させる
ものとなり、その反対に木星が重なっている場合は、気楽でのんびりと
したものとなるでしょう。