ヌメロロジー/数秘術
ヌメロロジー(Numerology)というのは数にまつわる学問で、
一般にはピタゴラスが数秘術の創始者であると言われているが、
それ以前にも中国やエジプトなどで使われていたらしい。
すべての数にはそれぞれ意味があって、
その意味やパワーを理解することで、
自分自身を含む森羅万象をより深く知ろうとする試みです。
カバラにはゲマトリア(Gematria)と呼ばれる数秘術体系があって、
それはヘブライ語のアルファベットを数字に置き換えるもの。
数の意味はいろいろあるようだが、ここに参考までに書き出してみます。
1:新しい始まり、自立、個人性、全体、陽
2:感受性、協調、感応、直感的、両極性、陰
3:創造、喜び、表現、情熱、社交的
4:秩序、現実、基礎、組織、努力
5:自由、変化、自発性、冒険、バイタリティー
6:受容性、愛、美と調和、奉仕
7:孤独(独りであること)、瞑想、智慧、識別、スピリチュアリティー
8:組織力、パワー、物質、実現、達成
9:明渡し、終結、完成、慈悲、ユニバーサル
11:洞察、インスピレーション(マスター・ナンバー、2のハイ・オクターブ)
22:マスター・ビルダー(マスター・ナンバー、4のハイ・オクターブ)
ざっとこんな感じですが、これはヌメロロジーとしてだけではなく、
アストロロジーでアスペクトの意味を考える時にも参考になる。
4に秩序とか基礎という意味があることを考慮すれば、
スクエアの解釈にも広がりがでてくる。
スクエアをハード・アスペクトとしてよりも、
その対立を乗り越えた末にできるもの、
つまり新しい秩序、というほうに焦点を当てて解釈する。
スクエアの取り扱い(爆発物の取り扱いに注意しましょう!)の参考にもなる。
そう解釈することによって、
また、ハード・アスペクト(低次元)に縛られたチャートの見方ではなく、
次元レベルをアップできるんだろうなあ。
オポジションも、両極のバランスをとる、というほうに重点が移動するし。
ポジティブとネガティブの、白と黒のコントラストが狭まってくること、
二元論を超えること、そうして次元がひとつ上がること。
(2006.01.12)
レクティファイ/修正のやり方
これには色々な方法があるようですが、
よく使われているのはソーラー・リターン(SR)図です。
毎年太陽がネイタルの太陽の位置に戻ってくる瞬間のチャートを作って、
それからの1年の流れを見るのに使います。
特にMCやASC、DSC,ICなどにできるアスペクトによって、
その1年の影響を見るもので、これを逆に使えば、
その年の出来事に照合して、アングルの度数を割り出すことができ、
結果として出生時間が推測できるわけ。
普通は出生時間(出生推定時間)が15分くらいの誤差であれば、
この方法を使うことができると言われています。
それ以上の誤差であったり、または全く時間が不明の時には、
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ということになるので、薦められないのだが・・・
でも、それでも試してみるのも悪くないかも。
今までの人生での「大事件」を書き出します。
自分が生まれた時は、まあ一番の大事件(自分にとってだけね)で、その他に、
誰かが生まれたとか、死んだとか(親や兄弟など、自分にとって大切な人)、
大恋愛の相手と出会った時、結婚、その次は離婚、大事な試験に受かったとか、
引越し、仕事、転職・・・
つまり、自分にとっての変化を示す事件を書き出します。
正確な日付と時間が分かれば申し分ないけれども、
そうでなくとも、何月頃だったとかでも参考になります。
そしてさっきのアングルに対する天体のアスペクトを使って、
あちこちに動かしてみればいい訳です。
・・・と簡単に書きましたが、やり始めるととても込み入っていて、
何時間も、何日もかかるでしょう。
まあ、Have fun!と言うしかありませんね。
2・3日暇があって、特にやることもない時を狙って・・・ごゆっくり!
(2005.07.25)
ボイドについて
ボイドとは、他の天体とメジャーアスペクトを作らないので、
月が不安定になる時間のこと。
(厳密にはVoid of Course of the Moonだけどね)
新しいことは始めないほうがいいし、
大切な書類の作成なんかも止めたほうがいいし、
飛行機事故も起こりやすい。。。などなど。
人によっては「魔の時間」と呼んだりする。
でも、それはあんまりだと思うけどな。
もちろん、月(パーソナリティー)が不安定なので、
一時的に「盲目」状態になりやすいのは確か。
でも、それは月に自分を完全に同一化している時の話。
天体は10個で自分を現わすのだから、
ボイドタイムだろうとボイルタイム(3分間沸騰させてください)だろうと、
月以外の天体も作動しているはず。
日頃から月(パーソナリティー、感情、無意識)にコントロールされずに、
太陽なり土星なりを中心にして自分を操縦していれば、
ボイドタイムなんて怖くない。
まあ、飛行機については、整備をするのも操縦するのも人任せだから、
そうばかりも言っていられないけど。。。
調度、明日は日中ずっとボイドタイム。
朝の9時13分から、夜の23時7分まで牡羊座で起こります。
ボイドタイムにどれほど自分が影響されるのか、
ボイルドエッグになって美味しくいただけるのか、
ボイルドトマトになって真っ赤に怒りだすのか(牡羊だからありそうだ)、
月にどれだけ自分が自己同一化しているかを、
観察する絶好のチャンスだよ〜。
(2006.08.13)
ボイド考
朝目が覚めた時にはすでにボイド中。
10時起床だものねぇ。遅いよ〜。
それから今まで、ボイドの影響を探しているのだが。
特記するようなこともなし。
朝、起きてすぐテレビを付けると、
江戸川の高圧電線にクレーン船が接触して、
東京、千葉、神奈川が停電したというニュース。
「あ、ボイドの影響か?」と思ったのも束の間、
事故が起きたのは7時38分。
どうやらこれは違いそうだ。
それ以後、ボイドの気配はない。。。
考えたのだが、
ボイドと言っても、それは月のトランジットのことで、
その「ボイド中」の月のトランジットが、
ネイタルの☆に接触(アスペクトを作るということ)した場合、
その月はそれほど不安定にはならないのではないか、ということ。
月のトランジットがネイタルの水星に影響を与えることがあるのだから、
その月が他のネイタルの☆にアスペクトしていたら、
自分のチャートにとって、ボイド中の月は「つながって」いる、
ということにならないだろうか。
このようなことはどの文献にも書いてないので、
もしかすると私の理解ミスなのかもしれないけど。
(ボイド中の考えだから、後で検討してみる必要ありです)
が、もしこの推測(または憶測)が妥当だとすれば、
月のボイドはサインの最後あたりで起きるわけで、
サインの最後のほうの度数にネイタルの天体があれば、
かなりの確率でボイド中の月とアスペクトができることになる。
例えば、牡羊28度にネイタルの太陽があるとすると;
牡羊28度:コンジャンクション
双子28度:セクスタイル
蟹 28度:スクエア
獅子28度:トライン
乙女28度:インコンジャンクション
天秤28度:オポジション
蠍 28度:インコンジャンクション
射手28度:トライン
山羊28度:スクエア
水瓶28度:セクスタイル
となって、どこのサインでボイドタイムだとしても、
なんらかのアスペクトを作ることになる。
牡牛&魚は30度で、セミ・セクスタイル。
マイナーではあるけれど、これもれっきとしたアスペクト。
これも数えればすべてのサインをカバーできるというわけ。
だから、チャートの最後のほうの度数にネイタルの天体がある人は、
それほどボイドの影響を受けなくてすむ、
または「被害」というか「支障」の度合いが少なくてすむ、
のではないか。
ボイドの影響を強く受ける傾向がある人は、
ネイタル天体がそのあたりにない人、ということになる。
。。。7時過ぎたら再考してみよう。
(2006.08.14)
アストロカートグラフィー
ネイタル・チャートの天体がアングル(ASC、DES、MC、IC)に来る地球上の場所を、
世界地図の上に示したもので、1976年にジム・ルイス(Jim Lewis)が
astro*cart*graphyという名前で商品化したものです。
世界地図の上に何本も曲線が描いてあって、それぞれが太陽のMCラインだったり、
木星のICラインだったり、冥王星のASCだったりする。
これによってその場所が自分にとってどのような影響を及ぼすのかが分かります。
例えば、木星がMCをにあれば社会的に成功する土地だとか、
金星がDESにあれば素適な結婚相手に巡り合えるとか言って、
「ここがあなたのパワーゾーン!」、「あなたのラッキーゾーン!」とか言う人達もいるが、
あまりこのような使い方は個人的にはしたくない。
それはアストロロジーを当てもの的に使うのと同じ精神で、
「じゃあ、ラッキーならそれで良いのか?」と言いたくなる。
ネイタル・チャートにはそれなりの理由があるからで、
それが自分にとって不都合だから場所を変えるというのは、
「自由意志」の履き違えのような気がする。
ただ、一時的にそこの影響を使う、その場所のヘルプを借りる、
という程度に留めておいたほうがいいのではないだろうか。
そうでなければ、いつまでも欲望の奴隷になったままだろう。
それぞれの影響は、
普通のアストロロジーの参考書で、太陽がASC(1室)ある人は・・・
という説明とだいたいは同じだ。
参考までにちょっと書いておきます。
その土地に移住する、という手もあるが、
小旅行をしたり、それができない場合は、
その土地で生産されたもの、その土地に関係のあるものを、
自分の部屋などに置く、という手もあるそうです。
太陽ライン−自己表現への衝動を引き出し、人気者になる。健康回復には○。
月ライン−感情的・感傷的になる傾向。敏感になるが同時に不安定さも増す。
水星ライン−コミュニケーションは活発になり、頭の回転も早くなる。
金星ライン−対人関係、恋愛、結婚には良い。豊かで快適な生活ができる。
火星ライン−やる気が出るが競争や争いごとも増える。事故や怪我には注意。
木星ライン−社会的成功と幸運。また精神的な成長にも好影響。
土星ライン−努力、忍耐力を試される。金銭的には困難な土地。
天王星ライン−突発的な事件、突然の変化に出会う場所。勘は冴える。
海王星ライン−非現実的な夢や理想を追い求める。霊感は鋭くなるが詐欺に注意。
冥王星ライン−不可避な出来事、宿命的なことを体験する。自己変容の土地。
(2005.04.20)